聖霊降臨の主日に英語ミサ        担当報告 : 評議会


5月31日(日)聖霊降臨の主日、行橋教会では午後から
フィリピン青年たちが集い定例の英語ミサが行われました。

経済状況悪化の影響もあり、年度始まりである4月までに多くの外国籍の方たちが職を失い・・
特に企業実習生としてフィリピンから来て、行橋教会のミサに参加してくれていた
多くの青年たちが就労期間を残して帰国したあとの、初めての定例の英語ミサ・・・
確かに知った顔ぶれが少なくなったものの、50〜60名の方たちが共に集い祈りが捧げられました。

ここ数年フィリピンの青年たちが中心となって英語ミサが定期的に捧げられるようになって・・
日本で結婚し以前から行橋近郊に在住する外国籍を持つ方たちの中からも、幼児洗礼や
子どもたちの初聖体・・教会学校はもちろん、教会で行われる行事にも参加し・・企業実習の
フィリピン青年たちと連絡を取り合って、家族で行橋教会のミサに参加してくれるようになりました。

この日の聖書朗読の奉仕も、日本で家族を持ったフィリピンのお母さんと
日本で生まれたハーフの娘・・・共同祈願は企業実習のフィリピン青年たち・・
ミサの司会進行と準備は帰国した先輩や仲間たちから引き継ぎコミュニティーの
中心となって奉仕してくれている彼女たち・・・家族連れのアットホームなミサの終りに
誕生日を迎えた仲間たちや小さな子どもの紹介をして・・
みんなでバースデイソングのプレゼントをしました。

また今回も、帰国することになった2名の青年が紹介され・・
親しい友人たちから花束と記念品が贈られ、冷やかされながらも・・お別れのスピーチ・・・
最後に山元神父さまから特別な派遣の祝福を受けて英語ミサは終わりました。

聖霊降臨の主日・・午前9時からの行橋のミサは、市内や近隣の小学校が運動会で
子どもたちの少ない・・いつもに比べると少し寂しい感じがした始まりでしたが
午後からの英語ミサに、初めての子どもたちや多くのフィリピン青年たち・・
新しい家族も加わって・・笑顔のあふれる主日となりました。

サヨナラ・・と、コンニチハ・・・英語ミサのたびに繰り返される出会いと別れ・・
時には・・帰国したフィリピンの青年たちから、行橋教会での出会いがキッカケで帰国して結婚しました
と言う・・写真付きの報告や、帰国してからの近況を知らせてくれる嬉しい手紙を・・・
行橋近郊に家族で在住するフィリピンの方が教会に届けてくださることもあります。
片言の言葉でも・・ジェスチャーでも・・コミュニケーションはとれるものです・・
2ケ月に1回の英語ミサ・・皆さんも是非一度は参加されて見てください・・・
話す言葉や肌の色・・違うことは沢山あっても・・誰もがみんな神さまと つながっている・・
人を思いやる心や・・優しい心・・祈る心は・・皆さん同じですよ・・。